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| 「たまごまごのココがアニメを楽しむツボ!」第3回『WORKING´!!』 |
| 2011年 12月 21日(水曜日) | |
【アニメレビュー】新コーナー“たまごまご”のココがアニメを楽しむツボ! 第3回は『WORKING´!!』を楽しむツボをレビュー&スタッフインタビューでお届けする♪ たまごまご「いつもすごいなぁと思うんですが、この作品全然外に出ないですよね。」(続きは本文をチェック!)【読者プレゼント】「とれたて!ほびーちゃんねる」が送る新コーナー「たまごまごのココがアニメを楽しむツボ!」。ここでは放送中の最新アニメをより楽しむためのツボを、の管理人でもあり、ライターとしても活躍中の“たまごまご”氏の目線からレビューしていくほか、氏の視点から気になったことをスタッフに質問していく!
■屋根の下コメディの決定版! いつもすごいなぁと思うんですが、この作品全然外に出ないですよね。 もちろん帰り道とか掃除とかで外には出ますよ。買い物に行くシーンもありますし。新キャラと外で出会うシーンもありますけれども、ほぼ8割、舞台はファミレス『ワグナリア』と、小鳥遊家の室内。 徹底して『ワグナリア』というレストランの中での出来事と、小鳥遊家でのやりとりだけで面白さを打ち出している。それが『WORKING´!!』のこだわりのようにぼくは思えて、大好きなのです。第一期『WORKING!!』(ダッシュ無しです)も基本的に室内でしたが、さらにグレードアップしています。 ![]() なんでこんなに「室内」にこだわるか。ひとつ屋根の下に色々な個性的な人が集まったら……絶対事件起きるもんね。ここがポイントなんですよ。いわば「舞台」を見るかのように覗き見できるって好奇心をくすぐるんですよ。ねえ、相馬さん? 人間関係の根っことして、小鳥遊家は「家族」ですが、『ワグナリア』はお仕事、しかもほぼ全員バイトです。就職ならシフトははっきりしているのですが、バイトは流動的。いる人といない人がいるわけです。あ、今日はあの人がいるな。あ、今日は来てないんだ、と。 ![]() キャラが入れ替わることで、人間関係が変わってきます。それがうまーく表現されているお仕事コメディー なんです。ほらほら、人間関係がシフトで変わってくると、恋愛感情とかも芽生えたりこじれたりしやすくなっちゃいますよね。面白いですよ。ねぇ、相馬さん? ■舞台の上を駆けまわる、個性的な面々。 「職場物」作品が面白さを伝える際最も高いハードルが一つあります。それは大きな動きが取れないこと。場面をあまり移動できないのです。となると会話劇が中心にになります。落語や漫才だったら面白いけれど、はたしてアニメでそれは面白いのか……? 面白いんですよ。 原作4コママンガは、リアクションをうまく小さなマスの中に敷き詰めて、キャラがちょこまかと動き回る様子を見事に再現していました。あの小さいコマ自体が店内そのものの表現なんです。 テレビアニメの画面もまた、4コマと同じ四角のマス。一期もそうでしたが、二期ではさらに画面の上に舞台的にキャラを配置。コメディー タッチの絵も頻繁に使い、コマの中で駆けまわるキャラのユーモラスさをうまく再現しています。 ![]() あとはここにキャラクターそれぞれの個性が加味されれば、画面は一気に華やかになります。ここで、ぼくが軸だと思っている2キャラを除いて、他の主要キャラがどのようにこの作品をもり立てているか、ご紹介。 小鳥遊宗太(CV:福山潤)高校生。非常にマジメで、家事もてきぱきとこなす主婦のような能力を持ち、かつ仕事も完璧、しっかり人に教えることもできるという完全無欠っぽいメガネの好青年。いいところだらけです。しかし彼の致命的な欠点は「ミニコン」だということ。小さいものが病的なまでに好きです。100点満点な彼もこれのおかげでマイナス200点です。自分の気持ちを把握しきれないのも弱点。 伊波まひる(CV:藤田咲)男性恐怖症で、強烈なパンチ力で男性を殴り倒す内気な少女。小鳥遊君の献身的な補助(というか「伊波係」と押し付けられた)のおかげもあって、少しずつ治ってきていますが、殴るクセは現時点では治らず。ただ小鳥遊君に対して恋愛感情を持っているのに気づいてドギマギする日々でございます。小鳥遊君の頑張っているところを見ててときめいちゃうなんてニヤニヤです。ただし、そのときめきをぶつけるのがワグナリアの壁なのでボコボコです。 彼女のヘアピンは毎回変わるので要チェック! 轟八千代(CV:喜多村英梨)フロアで働くチーフ。非常に優しく包容力のある性格で、お客さんからしたら完璧な店員です。しかし、なぜか帯刀しているのがとんでもない威圧感になっているに全く気づいていない天然さん。(気づけよ!) とにかく鈍感で、佐藤君の気持ちにも気づかないまま何年も過ごしています。好きな人は店長の杏子さん。幼い頃から慕っているので、仲良しな友達(だと本人は思っている)佐藤君に杏子さんの話を嬉しそうにするのが日課に。 佐藤潤(CV:小野大輔)多分この作品では常識人な方。きっちり仕事はするし、ミスをしない働き者の立派な青年です。金髪なのでヤンキーと言われることもしばしばですが、無口でありながら思いやりもあるとても良い人。弱点ですか? うーんそうですね、八千代さんが好きなのに言えずに悶々としている部分かな! 八千代による杏子トークを聞くのは、一緒にいられるから嬉しいけれども、……胃薬常備の苦労人。 相馬博臣(CV:神谷浩史)一見常識人に見えて、実は最凶の地獄耳。どこから入手したのかわからない裏情報で人間関係を引っ掻き回すのが趣味の、ドSさん。相手が常識人であるほど効果てきめんです。しかし相手が非常識な場合(近付くと殴る伊波さんなど)は極度に苦手な様子。たった一言・たった一つの情報でパニックになるのが分かって行動する問題人。しかしその性格が仇となって、どうやら外には友達が少ないと思われてしまったかわいそうまさん。 白藤杏子(CV:渡辺久美子)仕事しない、店の物は食べる、横暴、と三拍子そろった困り者店長。なのに成り立っているのはなんででしょうね。最もフリーダムなキャラですが、地味にワグナリアの均衡を保つ上では欠かせないキャラです。なにげに芯の通った良い人なんです。でも一言、仕事して下さい。 こうしてみると本当に問題児ばかり、一部の常識人も振り回されている有様です。これじゃ仕事にならないよ! 仕事しようよ! まぁ、でも、これだけ個性的なメンツがそろうと店舗の中でのシフトの組み合わせも面白くなってきます。たとえば小鳥遊くんと伊波さんが一緒にいたらそこそこトークはできます、飼い主と猛獣だと小鳥遊くんは思ってるけど。しかし、佐藤さんと伊波さんが一緒だと、あまり会話することがありません。休憩時間が一緒だったら、どうする? 殴る? とか悩んだりね。 これでサクッと他の友だちのところに行ければいいですが、ここは学校ではありません。職場ですから、切り抜けなければいけません。さーて、これじゃ仕事が成立しないぞ? そこに舞い降りるのが、『ワグナリア』のマスコット的存在の種島ぽぷら(CV:阿澄佳奈)と、バランスブレイカー山田葵(CV:広橋涼)の二人です。 ![]() ■何があっても微笑んでくれるぽぷら。停滞した空気をかきまわす山田。 種島ぽぷらは、非常に身長がちっちゃくて、その割に胸が大きいというトランジスタグラマさん。ちっちゃすぎて画面に入り切らないことも多く、コンプレックスに思っているようです。 ![]() しかし、ふっさふさのポニーテールと大げさなリアクションで、画面から出たり消えたり。実は一番動いているキャラとして描かれています。ぴょこんぴょこんと飛び跳ねます。 個人的には、彼女が今作で一番安定感のある人物だと思っています。ちょっと天然なところはありますが、天真爛漫な性格が幸いしてほぼ全キャラと交流を持っているのです。 他のキャラは割りと繊細or変わり者なので、「全員と」となると接するのがちょっと苦手な部分があるんです。けれど、ぽぷらは誰とでも公平に話すことができます。サブキャラも含め、キテレツな言動の多いキャラだらけの作品なので、どうしてもそちらに目が行きますが、ぽぷらは絶対にぶれることのない軸なのです。 ![]() 彼女は別になにかすごいことをするわけではありません。しかし、全員が安心して話せる存在というのは大きい。「ぽぷらがいれば大丈夫!」という安心感で満ちているのが丁寧に作中で描かれているのです。職場にぽぷらがいるだけで、雰囲気がガラっと変わります。いる時といない時の違い、よーく見比べてみてください。 一方山田葵は仕事を全くしない、邪魔しかしないキャラです。 しかし彼女もまた『ワグナリア』にとって欠かせない存在です。職場だと何か問題が起きて解決策が見えないとき、停滞しがちなんです。大人だし、色々言いたくても言えないことってあるよ。まぁ、そこが面白いんですが、最も困るところです。 けれども山田は違います。そういうの気にしないでバシバシやっちまいます。 ![]() 地雷を裸足で踏む山田! ドッカンドッカン爆破させて回ります。やっていることは裏表ない純粋な女の子、というか子供の行動。だから多くのキャラが「山田だから仕方ない」と適当にあしらっている節はあります。 ところがぽぷらと相馬さんとの相互効果で、物語を大きく動かしているのが今の彼女なんです。ぽぷらはもともと山田と仲良しですから、彼女が妙な行動を取ると的確にツッコミをいれたり、一緒にはしゃいだり、悩んだりします。『ワグナリア』の軸が動くと言えます。 加えて『ワグナリア』メンバーの秘密を握る傍観者……いうなれば極めて観客に近い位置の相馬さんに山田はすごくなついています。相馬さんはこの作品のジョーカー的存在。それを振り回せる唯一のキャラが山田ですから、当然人間関係もこの二人によって動かされたりシャッフルされたりします。 そしてもう一つ。山田はこの『ワグナリア』を家族に見立てています。他のキャラは職場だと思っていても、彼女はこの店の屋根裏に住んでいて、みんなのことが大好きで、家族のように慕っています。この感覚がいい具合に、職場の人間関係の薬味になっています。 ![]() 作中ではキャラ同士の恋愛感情に進展があったり、佐藤さんが「バイトを辞めるかもしれない」などの発言も漂わせたりと、永遠に「変わらない場所」ではないことも匂わされています。けれども、ぽぷらと山田がいれば、それはそれとして「今、楽しいよね!」とこの職場で再確認できるんです。 一回見たら忘れない新キャラもてんこ盛り。トラブルも多い職場ですが、それでもこのレストランにせめてお客で行きたいなあ、と感じさせられる作品です。 あ、ぼくですか? 山田に、山田に会いたいです! ●テキスト/たまごまご() ■“たまごまご”氏が斎藤俊輔プロデューサーに聞く! ― 色々なヒトクセもフタクセもあるキャラの中で、ぽぷらが全くぶれていない軸になっているのが、ぼくは本作の魅力の一つだと思っています。彼女を描く際特に気をつけている点などありましたら教えて下さい。 個人的には、種島って『ワグナリア』にとって一つのシンボルだったりアイコン的な存在だと思っています。彼女が笑えば店の雰囲気も明るくなるし、落ち込んでればみんな心配する……もちろん他のメンバーにも言える事ですが……背がちっちゃくても、種島自身の動きって意外と大きいというか素早いというか、躍動感があるんですよね。 その躍動感を大槻監督やシリーズ構成の吉岡さん、キャラデザの足立さんをはじめとするスタッフの皆さんにぞんぶんに活かして頂いたと思っております。その甲斐もあって、凄く活き活きしてブレないキャラになったな、と。 ― 第一期シリーズと比べて、第二期シリーズでは間のとり方やデフォルメ絵の使い方が大幅に変わったと感じています。もし特に意識的に「ここを見せたい!」という点があったら教えていただきたいです。 特に見て頂きたい点としては……『ワグナリア』のメニューであったり、控室の訓示あったり、細かい所ではあるんですがロイヤルホストさんに設定協力頂いた事によって、より造りん込んだ、非常にリアリティあるワグナリアを作れたと思ってます。 ― 男性キャラクターが、同性である男性から指示される(人気がある)というすごい作品だと思うのですが、スタッフ様達の間での彼らの魅力(小鳥遊・佐藤・相馬)はどこだと思われますか。 僕が是非皆様にも聞いてみたい事の一つでもありますが(笑) やっぱり人間味あるというか、飾り気のない所なのかと思います。小鳥遊の結構世話好きな所や、佐藤の無愛想&不器用な恋心であったり、相馬は……どこまでいっても相馬な所ですかね(笑) ちょっと変態チックだったり、無愛想だったり、腹黒そうだったり……普通だったらマイナスイメージなんだけど、それが変にカッコつけてなくて、種島の質問ともかぶってくるんですけど、どのキャラもブレないのが魅力だと思ってます。 ― 実は店長の杏子さんが非常に大きな位置を占めているのではないかと感じています。だらしなさと大人らしさの両方が引き立っていると思うのですが、彼女の存在は作品においてどのようなものだとお考えでしょうか。 やっぱり店長はどんな時も店長らしくという事を心がけてますね。あの店長の下(マネージャーは音尾さんですが……)だからこそ今のメンバーだったり『ワグナリア』が生まれたのかなと思ってます。5話では店長の意外な側面が垣間見えました。八千代や、陽平、美月はそんな杏子も含め惹かれているのかもしれません。 ― ぼくは山田葵というキャラが大好きです。あんなに魅力的な彼女が見られてとても幸せです! 彼女がいてこその二期、というくらい尋常じゃなく目立つようになったのですが、これは意識的にされているのでしょうか。 ありがとうございます! 僕も山田はお気に入りキャラの一人です(笑) 意識的に増やしてはいるんですが、山田自身が『ワグナリア』の一員として皆に近づいた結果なんじゃないかなと。それだけ『ワグナリア』のメンバーの仲というか人間関係が深まってるという事だと思ってます。 TVアニメ『WORKING´!!』●放送局・日時/ ・TOKYO MX:毎週土曜23時30分~ ・とちぎテレビ:毎週土曜23時30分~ ・群馬テレビ:毎週土曜23時30分~ ・札幌テレビ:毎週月曜25時43分~ ・読売テレビ:毎週月曜25時44分~ ・中京テレビ:毎週火曜26時44分~ ・BS11:毎週土曜23時30分~ ・AT-X:毎週日曜10時00分~ ・キッズステーション:毎週木曜23時00分~ ※AT-Xは毎週日曜23時00分~、毎週土曜17時00分~リピート放送あり ※キッズステーションは毎週木曜27時00分~、毎週土曜24時30分~リピート放送あり ・ニコニコ生放送アニメ上映会:毎週土曜日深夜放送 ・ニコニコチャンネル:毎週土曜日深夜更新 Blu-ray&DVD『WORKING´!!3』完全生産限定版 ●発売日/2011年12月21日 ●価格/ ・Blu-ray:7,350円(税込) ・DVD:6,300円(税込) ●収録話/4品目、5品目 ●完全生産限定版特典/ ・キャラクターデザイン:足立慎吾描き下ろしデジパック仕様 ・特典CD:ドラマCD「ワーキングホリデー」(脚本:吉岡たかを) (出演:小鳥遊宗太・種島ぽぷら・伊波まひる・轟八千代・佐藤 潤・相馬博臣・山田葵・白藤杏子・小鳥遊なずな) ・原作者:高津カリノ書き下ろしキャラクターコメンタリー (出演:種島ぽぷら・佐藤潤・轟八千代) ・原作者:高津カリノ描き下ろし漫画(6P) ●DVD通常版 同時発売 5,250円(税込) ●アニメ公式サイト/ ■バックナンバー ●「たまごまごのココがアニメを楽しむツボ!」第2回『真剣で私に恋しなさい!!』 ●「たまごまごのココがアニメを楽しむツボ!」第1回『僕は友達が少ない』 【この記事に関連するアイテムを今すぐチェック!!】
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<読者プレゼント!> アニプレックスより『WORKING´!!』販促用ポスター(非売品)を3名様にプレゼント! このコーナーの感想や、「ほびーちゃんねる」へのご要望などお待ちしております! 以下の応募フォームに必要事項を記入してお申し込みください。たくさんのご応募をお待ちしております。 応募締め切り:2012年1月5日(木) ※当選者発表は、賞品の発送をもってかえさせていただきます。 ※一部の携帯電話のアドレスでは申し込みが出来ない場合がございます。 その場合はPCのメールアドレスにてお申し込みください。 ©高津カリノ/スクウェアエニックス・「WORKING!!2」製作委員会 |
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