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声優警察第44回『咲-Saki-』植田佳奈さん
2009年 5月 16日(土曜日)

 清澄高校に通う宮永咲(CV 植田佳奈)は中学からのクラスメイト、須賀京太郎(CV 福山潤)から麻雀部になかば強引に誘われる。
 部長の竹井久(CV 伊藤静)をはじめ、原村和(CV 小清水亜美)、片岡優希(CV 釘宮理恵)、染谷まこ(CV 白石涼子)たちの所属する清澄高校麻雀部。彼女たちとのはじめての対局は半荘三回を終えて三連続のプラスマイナスゼロ点というパッとしない戦績だったが、これは勝っても負けても怒られた子供時代の家族麻雀の苦い経験ゆえの行為。故意にプラスマイナスゼロにするのは、実はトップを狙うより難しいことなのだ。
 それだけの実力を持ちながらも「麻雀は嫌い」と入部を断る咲だったが、久に誘われて打った2回目の麻雀――和との対局のなかで麻雀の楽しさに気づいていく。咲は麻雀部への入部を決め、彼女たちと全国高校生麻雀大会優勝を目指すことになる――。

 おそるべき実力を持つ美少女雀士が存在する――この重大な情報(?)に捜査を開始した太門軍団は、それが『ストライク・ウィッチーズ』を手がけたGONZO第5スタジオによる魅力的キャラクターであることを知りさらなる衝撃をうける!
 麻雀、そして美少女。今、二つの点が一つの線に繋がり、太門軍団は舞台となる清澄高校麻雀部に決死の突入を試みる!
 そこに現れたのは自らも麻雀の腕に自信を持つ声優 植田佳奈さん。捜査協力と引き換えに麻雀勝負を要求する植田さんに、団長が立ち向かうのだが…植田さんのひく嶺上牌に奇跡が起こる!?



団長「ま、まさかー!!」
インタビューに続く!


植田佳奈さん(宮永咲 役)
6月9日生まれ、大阪府出身。アイムエンタープライズ所属。
少女役を中心としながらも、大人の女性や少年役や関西弁で話すキャラクターなど、様々な役所を見事に演じ分ける人気声優。また、声優としての活動にとどまらず、歌手としても活躍している。近年の主な出演作品は、『ティアーズ・トゥ・ティアラ』ラスティ役、『鉄のラインバレルグ』遠藤シズナ役、『ハヤテのごとく!!』愛沢咲夜役、『マリア様がみてる 4thシーズン』福沢祐巳役など。
●植田佳奈さん 公式サイト/
●アイムエンタープライズ/



■対子(トイツ)をすごい大事にするようにはなりました(笑)

― 麻雀好きで知られる植田さんですが、今回の『咲-Saki-』出演も何かきっかけがあったんですか?

植田佳奈さん:アニメ化される以前に『咲-Saki-』のインターネットラジオに出演したのがきっかけだと思います。まったく別の作品のラジオで麻雀を打ったことがあったんですが、そのときにスタッフさんたちと「麻雀でラジオがやりたいね」って話しをしていたことから『咲-Saki-』のラジオにも参加させていただくことになったんです。『咲らじ―清澄高校麻雀部―』という毎週麻雀を打ちながらラジオをするっていうラジオで、その流れでドラマCDにも出演させてもらいました。このラジオとドラマCDはアニメとは別の企画だったんですが、キャストは変えずにいくことが決まりアニメでも咲を演じさせていただくことになったんです。

― やはり麻雀を題材にしたアニメの主役を演じるのは楽しいですか?

植田さん:このアニメに出演してからますます麻雀が好きになりました。これから物語が進むにつれて色んな高校が登場し、キャストもどんどん増えていくので、そちらも毎回楽しみですね。

― さて、では主人公である宮永咲ちゃんをアニメで演じてみていかがですか?

植田さん:そうですね~、捉えきれているかわからないというか…捉えどころのない女の子なんです(笑)。麻雀を打っているとき以外は本当に“普通”で、可もなく不可もなく、テンションが高いわけでも低いわけでもないって感じですよね。なので、とても個性を出すのが難しい子だなって思っています。麻雀もすごい手や、すごい運を引き寄せるわりには彼女自身のリアクションはメチャメチャ地味だったり、難しい役ですね。

― 役作りでスタッフからの指示みたいなものはあったんですか?

植田さん:キャラクター的な部分にはあまり無いんですが、ビックリしたとき、おっきな声をだすときなど、「アクションが大きくなりすぎないように」ってことは言われます。控えめですよね、咲は。テンションの感じとか、ちょっと私と似ているかも。

― 植田さんは普段ローテンションなんですか?

植田さん:ローテンションではないんですけど、ずーッと真ん中のテンションって感じですね。たまにテンション上がったりしても、咲はテンションが振り切っちゃうことはない、私はたまに振り切れちゃう――って感じかな。

― そんな咲ちゃんも麻雀を打っているシーンは心なしか力強さがあるように思ったのですが。

植田さん:そうですね。でも、喋りはものすごく淡々としているんですよ。役満あがろうと、一飜や二飜をあがろうと、テンションが変わらないんですよね。私だったら、あんなすごい役がきたらワクワクしちゃいます。もちろん顔には出せないんですけど、しれっとした顔で心の中はドキドキでしょうね。咲はテンションかわらないですが、逆に落ちつた雰囲気が独特のオーラみたいなものになっているんじゃないかなって思います。それに咲が淡々としているぶん、SEや周りの声が派手に盛り上げてくれますから(笑)。

― 第1話のラスト、「嶺上開花」(リンシャンカイホウ)を引き寄せるまでの盛り上げは印象的でしたね。

植田さん:咲はカンとかしか言わないんですけど、久さんとか周りのみんなが「あれは~~!」とかドンドン盛り上げてくれるんですよね。みんなの声に支えられて盛り上がっている感じです。

― でも麻雀好きとしては、麻雀シーンを演じていて手牌に興奮してしまうこともあるのでは?

植田さん:ところが…物語のなかで咲の手牌ってあまり見せていないんですよね。展開として和(のどか)や優希の視点で、彼女たちの牌は見えるんですが、咲の牌が意外と表に出ることが無い。どうやっているのかちょっと謎です。…でも、とりあえずトイツはたくさん作っていると思います(笑)。

― 「嶺上開花」と言えば、植田さんご自身で「嶺上開花」であがったことがあると聞きましたが、それはいつ?

植田さん:監督と(小清水)亜美と福山潤くんと私の四人で打っていたとき、終電間際のけっこう深い時間で「この半荘でラストだね」ってときの、それも南場でした。私はけっこう負け込んでいたんですが、ラストから二牌目――潤くんがリーチをかけていて、亜美もテンパっていたかなってとき――カンができて、嶺上牌を引いたら「嶺上開花」って感じで!

― まさにアニメみたいなシチュエーションですね。

植田さん:アニメでしたね、あれは(笑)。ものすごいテンションがあがっちゃって、和がった瞬間に興奮で顔が真っ赤になりましたもん!

― その後は「嶺上開花」を狙うようなことは?

植田さん:『咲-Saki-』に出演するようになってからトイツをすごい大事にするようにはなりました(笑)。私、以前はあまりトイツって好きじゃなくて、どちらかというと「平和」とか順番に並んでいく役のほうが好きだったんですけど、最近はとりあえずトイツになったらコーツにするまでがんばってみようかなって思うようになりました。

― 作品がきっかけで打ち筋も変わってきたと?

植田さん:そうですね。「西」とか捨てるとものすごい罪悪感が(笑)。あとはカンを目指すために無駄なことやっちゃうことが多いかもしれないです。横のメンツと繋がっているのに4枚揃ったら、とりあえずカン!って。もうどんだけメンツができていようが、カン!って。で、他の役を台無しにしてしまうのですが…もうそれが私のマストですね(笑)。


■深い繋がりを感じられる存在

― 咲にとっては麻雀部に入るきっかけともなった原村和ちゃんは咲にとってどんな女の子だと思いますか?

植田さん:和は最初、憧れの存在だったんですが、最近はやっと友達同士になってきた感じがしますね。綺麗で、どう触れていいかわからない――みたいな存在だったんですけど、そのうち咲のほうからアクションを起こすようになって逆に和がドキドキしちゃう場面が多くなりましたよね。

― 二話、三話だと咲ちゃんは和に積極的な一面も見せてましたね。

植田さん:でも、演技としてはあまりアグレッシブにならないように、ナチュラルな感じですね。咲はナチュラルなんだけど、なぜか和はポッと頬を紅くするっていう(笑)。

― よくよく考えてみると、なんで和は顔を紅くしてるんですかね。

植田さん:何なんでしょーね(笑)。でも、和は今まで負けた経験も少なかったので、咲に対しては一種の憧れもあるだろうし、ライバル心もあったり、今までとは違う存在、今までの友人関係には無い深い繋がりを感じられる存在なんじゃないかな。

■一般人が辿りつけるのは和や、まこ

― 植田さんは「プロを目指す!」と公言するほどの麻雀好きと伺いました。

植田さん:最初はプロを目指すのも面白いかなって思っていたんですけど、麻雀をやればやるほど「プロって遠いな~」って実感しますね。ある程度知らなければ理解できない深みっていうのが、どんどん出てきてしまって「私にはまだまだダメだ」って最近は思っています。

― さきほどの「嶺上開花」の話題でも出ましたが、和役を演じられる小清水亜美さんとは頻繁に麻雀を打たれているんですか?

植田さん:収録終わりとか良く打っています。亜美とか、潤くんは毎年雀荘で打ち納め&打ち始めをやったりしてます。

― そのメンツのなかでは植田さんは強いんですか?

植田さん:う~ん…強いというか、回数は打っている――ってくらいですね。浮き沈みが激しいですし。――あ! でも取材が入ると結構強いんですよ。取材で麻雀を打ちに行くことが多いんですが、今のところ負け無しです(笑)。

― 本番に強いのでは?

植田さん:本番に強いんですかね?

― それならプロ向きじゃないでしょうか。

植田さん:ですかね~(笑)。実はキャストの中にも一人、プロ雀士がいるんですよ。風越女子高校 吉留未春役の神崎ちろちゃんですね。麻雀についてわからないことなんかがあると最終的なジャッジをしてもらったりしています。

― 物語としては部としての活動がスタートしたばかりの本作ですが、今後の展開の見所を教えていただけますか。

植田さん:見所は地区大会ですね。今までは清澄高校メンバーにスポットがあたっていましたが、これから清澄以外にもどんどん他の学校の麻雀部が登場します。それぞれに面白い人がいるし、「自分もこういう打ち方がしたいな」って思えるような人が必ずどこかにいると思います。自分の好きなキャラを見つけて注目してもらえると面白いんじゃないかな。

― 最近は咲ちゃんに似てきたという植田さんは、以前の打ち方を例えるなら誰?

植田さん:和ですね。効率で考えていくので。咲に似てきたと言っても、咲みたいな打ち方をするにはかなりの強運が無いことには(笑)。私たち一般人が辿りつけるのは和や、まこのレベルだと思いますよ。

― では最後に読者へのメッセージをお願いします。

植田さん:いよいよ地区大会の予選がスタートします。いろんな強豪校が出てきて、かわいいキャラ、素敵なキャラもいっぱい登場しますので、『咲-Saki-』を楽しんで下さい。…そして清澄高校が優勝できるように応援してもらえると嬉しいです!

― ありがとうございました。




 合宿も終え、結束を深める清澄高校麻雀部の面々!
 団長は、たまには太門軍団も合宿で結束を深めるべきではないかと考えている。もちろん朝までアニメ三昧だ!


TVアニメ『咲-Saki-』
●放送局・日時/
・テレビ東京 毎週日曜 深夜2時~
・テレビ大阪 毎週金曜 深夜3時35分~
・テレビ愛知 毎週月曜 深夜2時28分~
・テレビせとうち 毎週水曜 深夜1時18分~
・テレビ北海道 毎週火曜 深夜2時~
・TVQ九州放送 毎週火曜 深夜2時23分~

●『咲-Saki-』アニメスペシャルサイト/


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応募締め切り:2009年5月30日(土)
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©小林 立/スクウェアエニックス・清澄高校麻雀部
 
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