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声優警察第37回『CHAOS;HEAD』(カオスヘッド)榊原ゆいさん
2008年 12月 06日(土曜日)

 基地(ベース)と呼ぶコンテナハウスで多数の美少女フィギュアに囲まれ、ひきこもり一歩手前の生活を送る高校三年生 西條拓巳(CV 吉野裕行)。
 「三次元に興味は無いよ」と言い切り、毎日薄暗いベースの中で愛するキャラクター 星来オルジェル(CV 友永朱音)と妄想の会話を楽しむほど激しい妄想癖のある拓巳。

 そんな拓巳のもとに、ある日「将軍」と名乗る人物からチャットメッセージが入る。彼のメッセージのリンク先にあったもの、それは壁に磔にされた無残な男の死体。拓巳の住む渋谷の街で発生していた不可解な連続殺人事件「ニュージェネレーションの狂気」(通称ニュージェネ)を思わせる画像に衝撃を受ける拓巳。だが、それは現実の事件となり、まさにその現場を拓巳自身が目の当たりにすることになる。
 杭で磔にされた男。そして杭を手にした血まみれの女子高生――慌てて現場から走り去る拓巳。しかし翌日彼が登校した教室にはその少女、咲畑梨深(CV 喜多村英梨)がいたのだった…。

 大人気PCゲームを原作として、妄想と現実が交錯し奇怪な事件の背景に隠された様々な謎が話題を呼んでいるTVアニメ 『カオス;ヘッド』。梨深をはじめ、謎を秘めたキャラクターが次々に登場する本作から、今回は劇中にて「ニュージェネ」事件を予言するかのような楽曲を歌うバンド「ファンタズム」のヴォーカル FESこと岸本あやせを演じる榊原ゆいさんに団長が事情聴取を行った!

 連続殺人事件という久々の難事件に挑む我らが団長は、いつになく闘志がみなぎって……


榊原さん「あ~~ん」
団長「ふひひ…ゆいにゃんはオレの嫁」


ど、どうなってるんだー団長!


榊原ゆい さん(岸本あやせ 役)
10月13日 生まれ。兵庫県出身、血液型O型、LOVE×TRAX所属。
可愛らしい女の子から大人びた雰囲気の女性など、幅広い役柄を見事なまでに演じ分ける実力派人気声優。また、歌手としても人気を誇り、作詞作曲・振付まで行うなど多岐にわたって活動している。主な出演作品は、『PRISM ARK』プリーシア 役、『H2O -FOOTPRINTS IN THE SAND-』八雲はまじ 役、『スーパーロボット大戦OG -ディバイン・ウォーズ-』レオナ・ガーシュタイン 役など。
●LOVE×TRAX/http://love-trax.com/
●榊原ゆいOfficialWebsite LOVE×TRAX/http://www.sakakibarayui.com/



■愛が詰まってる作品です!

―2008年10月からスタートしたTVアニメが、いよいよ後半に突入して盛り上がってきましたが、最初にアニメ化と聞いたときの感想をお願いします。

榊原ゆいさん:アニメ化が決定する前から、実はアニメになるんじゃないかなって思っていたんです。ストーリーの見せ方がすごく良いし、クオリティも高い作品だったからアニメでも映えるだろうなって。ただ、ゲームをそのままアニメ化するのは難しそうな部分もあったので、どうやって描写するんだろうとも思っていました。デリケートな内容なので、アニメ化ではオリジナルストーリーが増えるかなと考えていたんです。
 でも、ここまでアフレコをしてきて、原作の要素をすごくうまい具合にまとめているなって感じました。スタッフさんたちが世の中に気を使いつつ(笑)、原作の世界観そのままにキャラクターの魅力やストーリーをまとめているんです。皆さんの『カオスヘッド』への愛が詰まっている感じですね。

―ゲームで演じたキャラを改めてアニメで演じてみていかがですか?

榊原さん:難しいです(笑)。アニメでは基本的にみんな早口なんですよ。伝えたい事がいっぱいあるし、説明も入れないと、とても12話に収まらないですから。セリフも多くなっています。あと、ゲームだと音声にあわせてテキストを読むことができますけど、アニメは耳で聞くだけなので「拓巳」役の吉野裕行さんは、もごもごした喋り方を多少ハッキリ言うようにしていますね。

―岸本あやせの話し方も独特ですよね。

榊原さん:あやせはたぶん、キャラクターの中で一番ゆっくり喋る子なんです。そのうえ無表情、無機質なキャラクターなので説明口調を早口にするのが難しいんです。感情を出してはいけないのに、出してしまって監督さんに注意されたりしてます(笑)。でも、後半は拓巳に対して感情が芽生えてくるので、すこし演じやすくなってきましたね。

―前半は本当に淡々としていましたからね。

榊原さん:けっこう厳しかったです(笑)。声優って言葉に感情を乗せる仕事じゃないですか。そこを押し殺して演じなければいけなくて、でも棒読みでもいけない。その按配が難しかったです。


■今まで積み重ねてきたものを表現しています。

―ストーリーは原作ゲームと比べていかがですか?

榊原さん:ゲームだと色々な道筋があって、それぞれのエンディングがありますが、アニメは一本道ですよね。でも、原作の見所――様々な事件や、それに関わるヒロインたちの過去とか、12話の中にきれいに収まるようにピックアップされているんです。
 あやせの場合は“歌”ですね。登場シーンが歩道橋の上でアカペラで歌っているシーンなんですけど、アニメでもそのシーンを効果的に使っていただいたんです。しかも、その歌はアニメ用の新曲なんです! 原作ゲームを楽しんでいただいた方にも違った雰囲気で楽しんでもらえたんじゃないでしょうか。

―歌はアフレコの現場で?

榊原さん:現場で「アカペラで歌ってください」って言われて「あ、わかりました」って感じです(笑)。普通はありえないことだと思うんですけど、“榊原ゆい”だからこそ、音楽活動をやってきたからこそできたシーンだと思います。自分が今まで積み重ねてきたものを“あやせ”を通して表現できたみたいで、すごく嬉しかったです。

―では「岸本あやせ」はどんな女の子だと思って演じられていますか? 登場して間もないころは独り言でヘンなことを呟いたりと、ちょっと電波かな(笑)と思ってしまったんですが。

榊原さん:最後まで電波なんじゃないですかね(笑)。実は現場で一番笑われるというか、みんなが「大好き」って言ってくれるのがあやせなんですよ。“愛すべき電波”みたいな感じです(笑)。彼女は真剣に「邪心王グラジオール」のことを考えていて、日常の学園生活とかまったく興味が無いんです。グラジオールを復活させてないためにどうするかってことだけ常に考えている。面白いこともしていないし、かわいい行動もとっていないんですけど、私が真剣に演じれば演じるほど笑いを誘ってしまうみたいなんです。まさかみんなを和ませるキャラになるとは思っていませんでした(笑)。
 たぶん私が悪いんですよ。“榊原ゆい”は基本的にお笑いキャラ、芸人キャラなんで(笑)。そんな私が真面目に演じる分、余計におかしさが引き立っちゃうんですよね。今日の収録もだいぶ笑われましたが、私は「笑わせてなんぼ」なところがあるので、満足です(笑)。

―アフレコ現場のお話が出ましたが、原作では抜き録りだったんですよね。アニメになって初めてキャストが集合ということになって、原作と違う点などはありましたか?

榊原さん:あやせって基本的に拓巳としか関わらなくて、みんなと合流するのは最後の最後なんですよ。だからキャラクターとしては、ちょっと孤独なんですけど……。
 アニメになって思ったことは、物語の怖さがすごく引き立つっていうことですね。原作ではクリックするたびに、セリフが止まってしまうじゃないですか。それがアニメではテンポよく流れていくので、そこがアニメ版の魅力的な部分だと思います。

―あやせは、「ファンタズム」というバンドのボーカル「FES」という顔も持っていますが、挿入歌などをうたわれた感想などはありますか?

榊原さん:原作の歌を使いまわすのかと思っていたので、アニメ版は新曲ですよーって言われてビックリしました。あと、原作はXbox 360にも移植されるんですけど、そこでも新曲があるんですよ。「ファンタズム」の曲が増えていってて、すごいなぁって思います。アニメ版は「磔のミサ」という曲なんですが、とてもリズムがいい曲で、バンドっぽいテイストになってるんです。また、この歌はニュージェネ事件を予言しているんじゃないかってことで、作中で警察に目をつけられちゃったりもしてるんですよ。歌詞と事件を見比べていただくのもおもしろいと思います。

―これだけ歌が増えたら、「ファンタズム」としてイベントとかやってみたいですね。

榊原さん:今、ちょうどその話でスタッフさんと盛り上がってるんです(笑)。まだ妄想の段階ですが、この妄想には期待していただきたいと思います!

―「ファンタズム」の曲とは別に、岸本あやせとしてキャラクターソングCDも出されるんですよね。

榊原さん:そうですね。あやせとFESは同一人物ですが、まったく別の気持ちでうたいました。同じ声なんですが、別の雰囲気になってると思います。あと、キャラソンには「妄想トリガー」っていうボイスドラマがあるんですが……バカだなぁって(笑)。でも、バカじゃないとそれだけの妄想はできないと思うんですよ。それに私はバカ大好きなので、やってて楽しかったです。私もよく妄想するんですけど、こういうのもいいなと思います。

―どんな妄想をしているんですか? 聞かせられる範囲でお願いします。

榊原さん:聞かせられる範囲ですか~。難しいですね、線引きが(笑)。まぁ私が夢中になっている某有名人との妄想が主です。その方といろいろ……結婚しちゃったりとか、子供産んで「きゃっ、ハーフ」とか(笑)。「きっとこの子もF1ドライバーになるんだろうな、お金いっぱいいるなぁ」なんて考えたりしてます。

―ずいぶんリアリティのある妄想ですね(笑)。

榊原さん:いつかフィンランドに行ってやる!、みたいな妄想もしますよ(笑)。


■何かを願う心ってとても強いと思うんです

―さて、いよいよ物語もクライマックスに向かって進んでいます。これからの見どころや、榊原さんの注目ポイント、人物などがあれば教えていただけますか?

榊原さん:単純にぼーっと見ているだけでは、絶対に解読できません。今までのお話の中に、ヒントがいっぱい隠されていたり、伏線が張ってあったりするので、じっくり見ていただきたいです。また、拓巳やヒロインたちの変化、心情の流れなどにも注目してほしいです。そういうのも、ぼーっと見ていると全然追いつけなくなってしまうので、ぜひ緊張感を持って見ていただきたいですね。あとは「将軍」っていうキャラが重大なキーポイントなので、要チェックです! 夜中で、皆さん疲れているかもしれないんですが、ぜひもう1回脳を活性化させていただきたいと思います(笑)。そしてEDの明るい歌を聴いて寝る、と。あやせに関しては、感情が芽生えてくるのがポイントです。言葉遣いなどは変わらないんですが、感情を乗せるように演技を変えているので、そのあたりを見ていただけると嬉しいです!

―先ほども少しお話が出ましたが、Xbox 360版も発売されるということで、そちらについてはいかがですか?

榊原さん:追加シナリオがあるので、新規でボイスを録ったんですが、そのセリフが……(笑)。別の言葉でもいいのに、あえてちょっとエロい表現だったりします。あやせって神秘的でエロティックな部分があるので、キャラの特色が活かせているんじゃないかと思います。いろいろドキッとするシーンが追加されているので、そこが見どころではないでしょうか。

―最後に読者へのメッセージをいただけますか?

榊原さん:『カオスヘッド』は渋谷を舞台に、いろいろな怪奇事件が起こるという作品です。その中で「妄想」が重要なキーワードになっています。妄想っていうとちょっといやらしい響きなんですが、何かを信じたり願ったりする力って、とても強いと思うんです。強く願えば叶うというわけではないですが、絶対に自分のアクションは変化するし、それで道が拓けたりすることも多いと思います。そういうメッセージが含まれた作品だと思いますので、それを汲み取っていただきつつ、いい妄想をして、いろんなものを掴んでいただきたいと思います。

―ありがとうございました。



団長「ふひひ…さすがオレの嫁。すばらしいインタビューだな」
いつになくニヤけ顔の団長だったのだが…


榊原さん「誰が“嫁”だ! 気持ち悪い妄想するなー!」
団長「ぎゃ!」


読者の皆様、ご安心ください。すべては団長の妄想でした。皆様も妄想のしすぎだけはくれぐれもご用心を…。(インタビューは妄想じゃないですよ)


TVアニメ『カオスヘッド』
●放送局・日時/
・チバテレビ:毎週木曜 23:00~23:30
・TVK:毎週土曜 25:30~26:00
・テレビ玉:毎週木曜 25:30~26:00
・TOKYO MX:毎週月曜 26:00~26:30
・キッズステーション:毎週月曜 24:00~24:30
●公式サイト/http://www.chaoshead.jp/


■DVD『カオスヘッド』09年2月25日より毎月リリース!

DVD『カオスヘッド』第1巻
●発売日/2009年2月25日発売
●価格/
・スペシャル・パック:7,140円(税込)※初回生産限定
・通常版:6,090円(税込)
●スペシャル・パック内容/同梱フィギュア:咲畑 梨深
●仕様/第1話~3話収録、本編約80分+特典映像、片面二層、COLOR、16:9、ステレオ、リニアPCM
●共通特典/映像特典あり(内容未定)


Xbox360用ソフト『CHAOS;HEAD NOAH』
●発売日/2009年2月26日
●価格/
・限定版:9,240円(税込)
・通常版:7,140円(税込)
●発売/5pb.


■(キャラソンCD)CHAOS;HEAD キャラソン・シリーズ

~TRIGGER 1~西條七海(CV:宮崎羽衣)
~TRIGGER 2~咲畑梨深(CV:喜多村英梨)

●発売日/2008年12年24日

~TRIGGER 3~岸本あやせ(CV:榊原ゆい)
~TRIGGER 4~折原 梢(CV:辻あゆみ)

●発売日/2009年1月28日
●発売/5pb
●販売/メディアファクトリー


【関連リンク】
●Nitroplus/http://www.nitroplus.co.jp/
●5pb./http://5pb.jp/

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榊原ゆいさんより、サイン入りポラロイド写真を押収!2名様にプレゼントだ!!このコーナーの感想や、今後突撃して欲しい声優さんを書いてくれると団長も喜ぶぞ!!


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