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声優警察SP『百花繚乱 サムライガールズ』第一回:悠木碧さん
2010年 10月 02日(土曜日)

 美しい国『大日本』――美しさゆえに各国から妬まれ狙われ続けたこの国は、歴史上幾度かの危機に見舞われてきた。だが、そのたび、この国を救ってきた「サムライ」たち。特に絶対的な実力を有する一握りのサムライは『剣姫(マスターサムライ)』と呼ばれ大日本の守護神として畏れ敬われていた。
 平誠二十某年、武家の子弟が学ぶ「武應学園塾」を訪れた柳生宗朗(CV:平川大輔)。到着早々、生徒会から「豊臣方」と追跡を受けていた真田幸村(CV:釘宮理恵)、後藤又兵衛(CV:小林ゆう)と出会い、彼女たちと生徒会風紀委員長 服部半蔵(CV:後藤沙緒里)との争いに巻き込まれてしまう。半蔵の執拗な攻撃に追い詰められる宗朗たち。だが、そのとき閃光におおわれた空から全裸の少女が舞い降りた。

 ホビージャパンのライトノベルレーベル「HJ文庫」を中心に、フィギュア化など幅広く展開する『百花繚乱』が『百花繚乱 サムライガールズ』となってTVアニメ化。この10月より、いよいよ放送開始となる!

 突然、空から舞い降りた美少女「柳生十兵衛」の正体とは? そして大日本が迎える危機とは!? 気になるネタ満載の本作だが――われらが“あの男”の元にも、一人の美少女が舞い降りていた!?


団長「こ、この美少女は『百花繚乱 サムライガールズ』のヒロイン柳生十兵衛を演じる悠木碧さん!?
  ……本作の重要参考人をこのまま放置するわけにはいかない(どきどき)
  ……よし、我が家で「保護」するとしよう!(どきどき)」


って事情聴取はどーする!? 団長!


悠木碧さん(柳生十兵衛 役)
3月27日生まれ、千葉県出身。プロ・フィット所属。
近年の主な出演作品は、『ポケットモンスター ベストウィッシュ』アイリス役、『それでも町は廻っている』辰野俊子 役、『屍鬼』桐敷沙子 役、『いちばんうしろの大魔王』ころね 役など。
●プロ・フィット/



■“重み”や“艶”みたいなものを出せるよう意識して演じています

― 悠木さんが演じている「柳生十兵衛」はどんな女の子なのでしょうか?

悠木碧さん:十兵衛は、この作品のなかで一番最初に登場する「剣姫(マスターサムライ)」であり、序盤から活躍するんですが……普段の十兵衛は、まったく「マスターサムライ」らしさがないんです。とっても甘ったれで、天然の女の子。
 見た目は大人な感じがするのですが、心の中はすごく子供っぽく幼いところが、私は「大きなワンコ」のようだなってイメージして演じてます。大きなワンコが飼い主に甘えるように、宗朗に「お兄ちゃ~ん、ばふぅ!(飛びつく)」みたいな(笑)。
 一方で、記憶を失っている彼女は、それを不安に感じることもあるんですが、そこもまた思わず助けてあげたくなっちゃう雰囲気があって彼女の魅力の一つになっていると思います。実際、十兵衛のまわりは優しい人ばかりで助けてもらってばかりです。「お兄ちゃん」である宗朗は優しいし、幸村や千姫も厳しいですけど、十兵衛のボケをしっかり拾ってくれたり、なんだかんだで優しさを感じますよね(笑)。

― 演じるにあたって、何か気をつけていることはありますか?

悠木さん:十兵衛は子供っぽいところはあるんですけど、身体的にはしっかり成長してるんです。なので、その見た目をイメージして演じているんですけど、なかなか難しいですね。
 ただキャピキャピしているだけだと、単に幼い子供に聞こえてしまうんです。アフレコでも何度か注意を受けたんですが、身体つきは大人だけど、中身が子供というギャップ――身体の大人感を感じられる“重み”や“艶”みたいなものを出せるよう意識して演じています。キャピキャピしてしまう彼女の弾みがちな声を、もっと艶やかにできたらいいなって考えています。

― 悠木さんは、少女の役を演じることが多いイメージがありますが、十兵衛のような役は珍しいのではないですか?

悠木さん:いつもは身体が子供で中身が大人なんですよね(笑)。今回はセクシーなシーンとかも多いので私にとっては難しい役です。今までの役は、そのまま感情を出していくみたいなものが多かったんですけど、今回はセクシーな“音”を意識するという点で違いがありますね。外見も普通の高校生くらいの女の子だし、新鮮な気分で演じてます。
 それに、十兵衛ってすごく可愛いんです! 今までも色々なキャラクターを演じてきて、「友達にしたら良い子だな」とか「一緒に戦う同志にしたら心強いな」とか、みんな愛おしいことに変わりは無いんですが、ただ「可愛い!」って純粋に感じられたのは十兵衛が初めてです!


悠木さん:特に、このキービジュアルの十兵衛なんですけど…返信前の普段の十兵衛は絶対こんな格好いいポーズできないと思うんです。キービジュアルのために彼女は頑張ってこのポーズをとっているんです(笑)。
 このポーズをとるために、まわりの人間がどれだけ苦労したかと考えると、ほほえましいですよね。刀を持たせて、「このポーズをとって」と指示して、彼女は「うん!」って言うんですけど、勢い余って何か周りのモノ斬っちゃったり(笑)。
 そんな姿を想像したら、とても愛おしくなってきました。超可愛いです!

■「あ、コイツはタダモノじゃない!」っていう空気感

― 十兵衛は可愛らしい面の他に、マスターサムライとしての側面もあるわけですが、そちらは演じてみていかがでしょうか?

悠木さん:普段の十兵衛について「大きなワンコ」というイメージで演じていると話しましたが、マスターサムライの十兵衛について私は「守られたい“女”」っていうイメージを持っているんです(笑)。

― 「守られたい“女”」ですか?

悠木さん:「守られたい“女”」がテーマですね。女の子なんだけど、サムライとしてのカッコよさを感じられる――私の中で一番低い音(声)を出しているんですが、キレのある、アクションとあわせたときのイメージを考えて演じています。
 普段の十兵衛はハイトーンで語尾が艶やかに感じれるような音(声)を、マスターサムライの十兵衛は聞いた相手に緊張感を与えるような音(声)を意識してます。「あ、コイツはタダモノじゃない!」っていう空気感を出せたらいいなって。まったくの別人ですね。実際に、普段の十兵衛はマスターサムライの十兵衛の存在に気付いていないので、彼女にとっても別人のようなものだと思うんです。
 ただ私自身、マスターサムライの十兵衛には畏怖を感じることがあって…普段の十兵衛とはすごく仲良くなれてきたので、マスターサムライの彼女にも近付いていきたいですね。お話が進むにつれて、マスターサムライとしての出番が増えてくると思うので、もっともっと突き詰めていきたいです。

― マスターサムライの十兵衛は、やはりとっつきづらいキャラなんですか?

悠木さん:第1話、第2話のマスターサムライ 十兵衛は、厳しい表情しか見せていなかったと思いますけど、このあと彼女の優しさ――「厳しいけれども、それも優しさゆえ」みたいな部分が描かれてきます。決して怖いだけの存在ではないので、どちらの十兵衛も好きになってもらえると嬉しいですね。
 私もクールに決めていくキャラクターだとばかり思っていたんですけど、戦いを楽しむ姿であったり、みんなのドンチャン騒ぎを見て楽しんだり――普段のときも、マスターサムライの意識は存在するので――人間味があるキャラだとわかってから、彼女の見方が変わりました。
 みんなの師匠みたいな存在だと私は思っています。


■「くるぞ…くるぞ……キタ!」って

― さて、十兵衛にとっては「お兄ちゃん」である主人公の柳生宗朗ですが、悠木さんから見て宗朗はどんなキャラクターですか?

悠木さん:私、実は宗朗が大好きなんです! すっごく優しいんですよね。
 女の子が沢山でてくるアニメの主人公って、女の子に守られるタイプが多いのかなって勝手なイメージがあったのですが、宗朗は彼自身もまたサムライであり戦うことができるっていうところがカッコイイと思うんです。女の子たちがどうしようもなくなったとき、助けてくれる力がある。宗朗は柳生道場の師範代であり剣豪なんですよね。一話でも、そんな彼の強さが描かれていて「かっこいいなぁ~」って(笑)。
 それに宗朗って十兵衛にとっては、ひたすら優しいお兄さんなんです。演じている平川大輔さん自身もすごく優しい方で――DVD第零巻を見ていただけると、平川さんがいかに穏やかで優しい方か理解していただけると思うんですけど(笑)――そんな平川さん本人のイメージも相まって、宗朗が魅力的に感じるんです。キャラデザもカッコイイし、優しくて穏やかな十兵衛の「お兄ちゃん」ですよね!
 この作品って女性キャラのグッズは沢山出ているんですけど、宗朗グッズって無いですよね。宗朗グッズ出してくれたら、私買いますよ!(笑)

― 男性としては、どうしても視点が女性キャラに行ってしまうので、意外なご意見ですね。

悠木さん:男性にもぜひ宗朗を見て欲しいですね! すごくカッコイイですから!
 毎話ごとの宗朗のカッコイイ台詞が楽しみで、アフレコ中も気になる台詞のときは「くるぞ…くるぞ……キタ!」って。隣に釘宮さんが座ってらっしゃるんですけど、私が毎回キュンキュンしていたのがバレてたみたいで、ちょっと恥ずかしかったですね(笑)。
 彼はただ優しいだけじゃなく、サムライとして芯が通っているのがカッコイイところですし、女性ファンは必見だと思いますよ。…むしろ、男性の方も宗朗に注目して、あんな男性を目指してもらえたら、すごくイイと思います(笑)。


■「あぁ~見えると思ったのにぃ~悔しいッ!」

― 本作ではサムライガールたちのバトルが見どころの一つですが、悠木さんにとって戦闘シーンを演じるというのも珍しいのではないでしょうか?

悠木さん:そうですね。以前にインタビューしていただいた『ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド』もアクションシーンは多かったのですが、あちらは『はぁーッ!』みたいな気合が無かったんです。あちらは演じる役が並外れた身体能力を持った存在ということで、敢えてアクションでも息を入れなかったんです。でも今回は、シーンごと、アクションに印象を付けるためにパワーのある声を入れることになっているので……すごく、スッキリしますね(笑)。
 声を入れることで、自分でも「あ、今のはしっかり斬ったな~」みたいな爽快感があるので(笑)。

― では、戦闘シーンは楽しまれているわけですか?

悠木さん:もうノリノリですよ! 登場シーンから「ハァーーーーーーッ!」とか気合を入れると、スカッとしますしモチベーションも上がりますよね。もう「これから戦うぞ!」っていう気持ちがあふれてきます。もっともっと戦っていきたいです!

― 戦闘シーンとならんで「ポロリ」なセクシーシーンも見どころですが、『百花繚乱』では「墨」という新たな演出でポロリを隠していますね。あの演出について、いかがですか?

悠木さん:悔しいッ!(笑)
 「あぁ~見えると思ったのにぃ~悔しいッ!」って。…こんなんこと言っていると、マネージャーの視線が怖いんですが(笑)。
 でも、アクションに勢いをつけるような演出というか、画面の切り換わりにあわせて「バッ!」とあらわれるので、アクションを後押しするような効果があって、この作品にピッタリだと思います。

■皆さんと私の“キュン♥”とくるポイントが同じだといいな

― この作品では実在の戦国武将、剣豪と同名の少女たちが活躍するわけですが、悠木さんは実在の「柳生十兵衛」についてはご存知でしたか?

悠木さん:私は歴史が好きで得意でもあるんですけど、柳生十兵衛については名前を知っていたくらいでした。…漢字で書けるぜ!くらいの知識かな(笑)。
 実は明智光秀と坂本龍馬が好きで、この二人のことは調べたり本を読んだりしているんですが、柳生十兵衛は詳しく調べたことがありませんでした。
 かえって、この作品で柳生十兵衛という人物を意識したところがあったので、他の作品やゲームで男性の柳生十兵衛が登場すると、逆に驚いてしまいます。「え~~!これが十兵衛!?」って(笑)。

― 歴史が好きというのは意外ですね。

悠木さん:倫理や哲学に興味があって、大学でもそうゆう授業を取ってます。
 歴史っていうのはその時々の人の心の動きや、時代ごとの思想・宗教で変わっていくものだと思うんです。
 そう考えたとき、『百花繚乱』で描かれる「平誠」の時代、現代までサムライの文化が残された歴史も、どうやって作られるんだろう、どんな歴史を辿ってきたんだろうって気になるんですよ。

― 本作の舞台は、いわゆる「パラレルワールド」な日本ということですからね。

悠木さん:例えば、ある有名な人物が、たまたま体調が悪くて戦いに敗れてしまったとか、風邪をひいたとか、奥さんとケンカしたとか……

― ずいぶんと、つまらない理由ですね(笑)。

悠木さん:でも、そんなつまらない理由で命を落とすかもしれない時代もあったんですよね。そんなことを考え始めると『百花繚乱』の世界がどうゆう歴史のもとで作られてきたのかとか、もっともっと深く楽しんでもらえるんじゃないかなって思います。

― 今回、悠木さんはエンディングテーマも担当されているということですが、エンディングテーマ『恋にせっせ通りゃんせ』はどんな曲ですか?

悠木さん:幸村役の釘宮理恵さん、千姫役の寿美菜子ちゃんと一緒に歌っています。アップテンポでPPPF(※「ぱん、ぱぱん、ふー!」という合いの手)とか入れたら楽しいかも。ノリが良くて、ナチュラルに頭の中に入ってくる曲ですね。私も思わず口ずさんじゃうんです。お風呂に入ってリラックスしているときとか「…とーりゃん…あ、また歌ってる!」なんてことがたびたび(笑)。
 十兵衛的には「よい子」な十兵衛で歌っています。私の勝手な想像なんですけど、十兵衛がもしエンディングテーマを収録するとして、「この歌を、こういう風に、こんな感じで、歌ってね」と言われたら、彼女は「うん、がんばる!」って言われた通りに素直に歌うんじゃないかなって思ったんです。だから「よい子」な十兵衛なんです(笑)。

― また、Webラジオではパーソナリティを担当していると伺いましたが、そちらはどんなラジオなのでしょうか?

悠木さん:千姫役の寿美菜子ちゃんと一緒にパーソナリティを務めていて、彼女のことは「寿ちゃん」って呼んでいるんです。寿ちゃんとはレギュラー作品で一緒になるの初めてだったんですが、同学年ということもあって、お互いすごく楽しんでいます。
 学校の友達とはちょっと違う、演技のこととかと話したり、とても深い友達になれたので、ラジオでもそんな部分を皆さんに見せることができたらいいなって思っています。
 ラジオのほうは作品にちなんだコーナーとかもありますが、ガンガン、リスナーさんに絡んでみたり、けっこう好き勝手にやっているので、ぜひ聞いてもらいたいですね(笑)。

― では、最後に今後の見どころと読者へのメッセージをいただけますか?

悠木さん:私が可愛いと感じた十兵衛を、そのまま演じているので、皆さんと私の“キュン♥”とくるポイントが同じだといいなって思います。もちろん十兵衛だけじゃなく、どのキャラも“キュンキュン♥”しちゃうところがいっぱいあるので、それぞれの“キュン♥”なポイントを見つけたら、もっともっと『百花繚乱』を楽しむことができると思います。みんなの“キュン♥”を見つけてください。よろしくお願いします!

― ありがとうございました。



空より舞い降りた、悠木碧さんを「保護」した我らが太門団長だったが――
団長「安心したまえ、悠木さん!
  私のことも『お兄ちゃん』と呼んでいいんだぞ!』



悠木さん「誰が呼ぶか~~ぁ! えいっ!」
団長「ぎゃぁーーーーーーー!」


…団長はどうやら成敗されてしまったようですが、『百花繚乱 サムライガールズ』は下記の放送局で、いよいよ放送スタート。声優警察では引き続き、捜査を継続の予定!

次回は「千姫」こと徳川千 役の寿美菜子さん(予定)だ!(10月下旬掲載予定、お楽しみに♪)


TVアニメ『百花繚乱 サムライガールズ』
●放送日時/2010年10月3日より放送開始!
・チバテレビ:10月3日(日) 24:30~25:00 予定
・テレビ神奈川:10月3日(日) 25:30~26:00 予定
・テレビ埼玉:10月4日(月) 25:00~25:30 予定
・TOKYO MX:10月5日(火) 25:30~26:00 予定
・テレビ愛知:10月5日(火) 25:58~26:28 予定
・サンテレビ:10月6日(水) 26:10~26:40 予定
・AT-X:10月11日(月)9:00~ 9:30/21:00~21:30 予定
    10月14日(木)15:00~15:30/27:00~27:30 予定

<メインスタッフ>
原作:すずきあきら キャラクター原案:Niθ
「百花繚乱」(HJ文庫/ホビージャパン)
監督:KOBUN
シリーズ構成:金月龍之介
キャラクターデザイン・総作画監督:宮澤努
美術監督:東 潤一
美術設定:青木智由紀・綱頭瑛子
色彩設定:阿部みゆき
撮影監督:浅川茂輝
編集:たぐまじゅん
音響監督:明田川仁
音楽:加藤達也
音楽制作:ランティス
プロデュース:ジェンコ
制作:アームス
製作:百花繚乱パートナーズ

<メインキャスト>
柳生十兵衛 :悠木 碧
柳生宗朗:平川大輔
真田幸村:釘宮理恵
徳川千(千姫):寿 美菜子
後藤又兵衛:小林ゆう
服部半蔵:後藤沙緒里
シャルル・ド・ダルタニアン:小清水亜美
直江兼続:豊崎愛生
柳生義仙:水原 薫
徳川慶彦:櫻井孝宏

【関連リンク】
●『百花繚乱 サムライガールズ』公式サイト/

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<読者プレゼント!>
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※応募〆切:2010年10月16日(土)


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