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【TAF2007】武士道は死狂いなり。新作アニメ『シグルイ』発表! |
2007年03月 29日(木曜日) |
直木賞作家・南條範夫による連作短編の中の一遍を原作に、奇才・山口貴由が大胆な脚色で漫画化した「シグルイ」。月刊「チャンピオン RED」(秋田書店)で連載中のこの話題作が、実現不可能という声と期待の声が交錯するなか、ついにテレビアニメ化される!
時は江戸時代初頭、天下泰平の世の中。駿河大納言・徳川忠長の命により、通常は木剣によって行われるべき御前試合が、真剣をもって行われようとしていた。 この御前試合で対決する、藤木源之助と伊良子清玄。藤木は片腕を失い、伊良子は盲目であった。この二人は、不世出の剣士とうたわれた岩本虎眼の道場でのかつての同門。異様な構えを取る伊良子・・・。 二人が頭角を現し、虎眼道場の跡継ぎとして目指す武士道の頂点。しかし、その頂点に立てるものは一人しかいない。 この二人の葛藤を縦軸に、数奇な運命を横軸に織り上げた運命の物語。 ▲浜崎博嗣監督(左)と漫画家 山口貴由氏(右) 3月22日 東京国際アニメフェアのステージ上で行われた発表会では、漫画を担当した山口貴由氏、ならびに浜崎監督、WOWOWの黒水氏が登場。製作に至る経緯や作品のコンセプトなどが語られた。 2007年7月よりWOWOWのスクランブル枠で放送が開始されるこの『シグルイ』は、「“カッティングエッジ”という言葉をキーワードとし、大人がのめり込める作品がこれからの時代には必要であるというコンセプとのもと、日本特有の文化“武士道”をテーマに、二人の主人公が織り成すこのドラマの製作を決定した」(黒水氏)とのこと。 「有料放送ならではの印象に残るアニメーションを楽しんでいただける」(黒水氏)という発言から推測できるように、かなり見ごたえのある作品となりそうだ。そして、自信にあふれたこの言葉の奥には、山口氏そして浜崎監督のこの作品に対する深い思い入れが大きく影響しているようだ。 「原作となった小説『駿河城御前試合』を読んだ時、パッと絵が思い浮かびました。特別な作品だと感じ、ぜひ漫画化したいと感じました。」(山口氏) 「昨年10月に初めて『シグルイ』を知って原作(漫画)を読み、素晴らしい作品であると感じました。反面この作品を映像化するのは大変難しいと感じ(監督を引き受けるのを)悩みましたが、やはりやって見たいという欲望に駆られて引き受けました。」(浜崎監督) また、浜崎監督は「従来のアニメのセオリーでは語れない作品にチャレンジして、新しいものを目指す」ことをコンセプトとして掲げるとのこと。 そして、作品の持つ重要なポイントである“リアリティー”さらに“原作の持つ色気”を引き出せるベストなスタッフ選びを行ったということだ。 「 『シグルイ』では、人間の生き様・内面を見せていきたい」と語る浜崎監督。単純な残酷描写では終わらない、人間ドラマが期待できそうだ。 そんな浜崎監督に山口氏も「『シグルイ』を理解してくれている。信頼できる監督と仕事ができて嬉しい」と、大きな信頼を寄せている。 アニメ化は不可能といわれた漫画『シグルイ』。山口貴由×浜崎博嗣のコラボレーションによって生み出される新たな映像世界に注目だ。 『シグルイ』 2007年7月WOWOWにて放送開始(R-15指定相当) 《スタッフ》 ●原作/南條範夫「駿河城御前試合」より ●漫画/山口貴由(月刊チャンピオン RED連載中) ●監督/浜崎博嗣 ●シリーズ構成・脚本/水上清資 ●助監督/増原光幸 ●キャラクターデザイン/篠雅律 ●色彩設計/鎌田千賀子 ●CG/七水剛多 ●音響監督/本田保則 ●アニメーション制作/(株)マッドハウス ●製作/シグルイ製作員会 (株)WOWOW ジェネオン エンタテインメント (株)マッドハウス ●WOWOW『シグルイ』HP /http://www.wowow.co.jp/anime/shigurui/ ©2007 南條範夫・山口貴由/秋田書店・シグルイ製作委員会 |
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