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ドキッ!?女だらけの卒業式?シムーン最終回アフレコレポート |
2006年09月 21日(木曜日) |
斬新な世界観が人気の話題作『シムーン』。8月21日に最終話のアフレコが行われた。最終回アフレコにはメインキャラ声優18人が勢揃いし、さながら女子校のような(?)雰囲気に・・・? 最終回アフレコの模様をお伝えするぞ。
当日は、新野美知さん(アーエル役)、高橋理恵子さん(ネヴィリル役)、小清水亜美さん(パライエッタ役)、細越みちこさん(カイム役)、豊口めぐみさん(アルティ役)、能登麻美子さん(リモネ役)、高橋美佳子さん(ロードレアモン役)、相澤みちるさん(フロエ役)、水樹奈々さん(モリナス役)、ゆかなさん(ドミヌーラ役)、森永理科さん(マミーナ役)、多摩川紗己子さん(オナシア役)、名塚佳織さん(ユン役)、桑島法子さん(グラギエフ役)、喜多村英梨さん(アムリア役)、早坂愛さん(ヴューラ役)、木内レイコさん(アヌビトゥフ役)、北島史絵さん(ワポーリフ役)のメインキャスト18名に音響監督の辻谷耕史さん、監督の西村純二さんを迎え総勢20名のそうそうたるメンバーが大集合。 ●『シムーン』という作品全体を振り返ってみてのご感想は? 新野美知)まず最初にこのお話を頂いた時にはとても緊張して、どうなってしまうんだろう、という気持ちでした。その後収録に臨んでみると、とても和気あいあいとした楽しい現場でし、何とか最終回を迎えることができました。内容的には重いテーマや辛い部分もあるんですけど、常に笑いの絶えない楽しい現場でやらせてもらえて感謝してます。 高橋理恵子)まだ、ほんとに26回もここに通ったのかなぁ…っていう気持ちですね。テレビの放送を見ているうちに、だんだん、私自身も面白くなってきてハマりながら見ていました。アフレコの現場も楽しかったです。 能登麻美子)女性だけしか出ていない作品という事で、最初はすごく不思議だと思った。その不思議な世界観に自分も引っ張られたまま、最後までリモネという子を演じさせていただきました。 豊口めぐみ)最初は設定が難しくて、解らない事が多かったりもしたんですけど、設定の説明会が収録の前にあったので、解らない事はなるべくそこで消化してから収録に臨めたので良かったです。はじめはギスギスしていた姉妹関係も、最後やっと落ち着いたので良かったなと思います。 名塚佳織)ユンが出てきた時から考えると、まさか最後にあんな風になるとは…(以下略)。他のキャラクターに比べると女関係、男関係の色は何もなかったんですけど、最終的に辿り着いた場所がそこだったので、最初から最後までユンらしく居られたなと思って、自分の中ではすごく満足しています。 高橋美佳子)女性だらけの設定と世界観がすごく斬新で、不思議な作品に出させていただいたなと思いました。ロードレアモンの髪の毛は当初三つ編で、髪を切ってからは最終的に成長できたんじゃないかなと思ってます。 細越みちこ)私は最初っからドロドロしたシーンとか、アルティをいっぱいいじめたり、パラ様と銃で撃ったり、面白いシーンをいっぱいやらせていただいて、とってもありがたく思ってます。最終的にはアルティと仲良くなれたシーンがあったのでそれはとっても良かったです。 水樹奈々)モリナスは最初登場した時と比べると、随分大人になったなぁと思います。色んな事件も勃発している中で、最後まで自分らしくマイペースを貫き通して、もしかして一番大人な人だったかもしれないなと自分の中では思っています。凄く良いキャラクターを演じることができて楽しかったです。 相澤みちる)最初このお仕事をいただいたとき、私に出来るんだろうかとドキドキと色んな事を悩んでいたりもしたんですが、現場の皆さんが優しくて楽しい方ばっかりで、ずっとココに来て、フロエになって、お菓子を食べたりする事が楽しみになっていました。(一同笑)フロエちゃんは最初から見ていると、考えることも変わってきて、だいぶ大人になったなぁと思いましたし、私自身とフロエちゃんが重なるところが結構ありました。 桑島法子)グラギエフは心は女性のまま、でも男性という、滅多に出来ないような役をやらせていただいたので、とっても印象に残る作品になりました。 水沢史絵)例に漏れず、私も冒頭はチンプンカンプンだったんですけれども、先生方にご教授いただき、無事に男の役を演じきる事が出来ました。(一同笑)こんな役は後にも先にもなかなか無いと思いますので、良い経験ができて嬉しいです。 喜多村英梨)設定も斬新な内容だなぁと思っていて、更には、第一話で行方不明。冒頭で自分の役が居なくなってしまった事も新しいなと思って、色んな意味でビックリさせられた作品でした。アムリアの存在が無くなってしまっても、特にネヴィリルは回想であったり、アムリアは心に刻まれた大きい存在だったんだなっていうのを、私もオンエアを見守っている中で感じていました。凄く良い意味でステキな役をいただいたので、凄く感謝してます。 早坂愛)私がこの話を頂いた時は、ヴューラは前半で死ぬと聞いていたんですが、あれよあれよと…、途中で出番が無かった時に死んじゃったの?って思ってたんですが、(一同笑)いつの間にか12人の中に入ってしまっててスミマセン。(一同笑)とっても楽しい現場で毎回楽しくて、終わってしまうのがとても残念です。 森永理科)シムーン学園は中盤で死亡の為、中退…になってしまったのですが、推理する面白さがあるというか、深読みで楽しみたい作品だなって思った。100回ぐらい見れば思わぬ収穫が得られるんじゃないかなぁ~。こんな世界観は二度と味わえないんじゃないかなと思うので、凄く楽しかったです。 小清水亜美)最終回を迎えて、大きな部分はとても繋がったんじゃないかなと感じました。パライエッタについては、この子はどうなってしまうんだろう?っていう不安を抱えていたんですが、最終回を見ていて、個人的にはとても理想的な終わり方だったなぁと思いました。これからもう一度、頭からシムーンを見直して、改めて発見出来るものがあればなと思っています。 ゆかな)ドミヌーラは他の人と違った意味で背負ってたものが大きかったなと思うんですけど、リモネと逢えて、とっても幸せです。リモネには物語が終末をむかえても、是非幸せになって欲しいなぁと思いました。 玉川紗己子)…でもラストに想いを遂げられたから良かったわよね? ゆかな)うん…ほんと。(一同笑) 玉川紗己子)オナシア様は、ちょっと孤独だったかもしれないけど… ゆかな)みんなの願いをいっぱい抱えてたからね、 玉川紗己子)あー…そうね、立派だったわオナシア様。(一同笑) あと、オナシア様以外にも、オヤジ役とか色々な役を演らせていただいたので、他の番組でも、男性のガヤを凄く注意深く聞くようになったりと、色々勉強になりました。出演者の皆さんが凄く個性的なので、非常に楽しかったです。 ●シムーンを振り返って特に印象に残ったことなどを教えてください。 能登麻美子)役柄的には悲しいという事はなくて、最終的に凄くいい形で終わったんじゃないかなと思いました。私、現場でタコ焼を食べそびれてしまったので…それだけが心残りでした。(一同笑) 豊口めぐみ)買ってきてあげたのに~。 小清水亜美)心残りと言えば、第何話かは忘れましたが、ダダダダをもうちょっと上手く滑舌良く言えたら良かったなと思っている今日この頃なんですが。私もこの作品を通して、パライエッタと共に成長出来たなと思える部分ってたくさんあるなと思いました。珍事件はたくさん起こったんですが、その辺のエピソードは豊口さんにお願いしたいと…(笑)。 森永理科)マミフになれなかったのがちょっと残念だなと思います。 早坂愛)一番印象に残っているのは設定なんですけど、コール・ルボルから、コール・テンペストに入れた事が嬉しいです。 喜多村英梨)いつも思っている事なんですが、シムーンという作品はエロスがあるなと思いました。ポスターや雑誌とか、オンエアもそうなんですけど、やたら皆チチでかいな…とか(笑)。あとはやっぱり綺麗な女性のキャラクターが多いですし、空とか背景の美術なんかも凄く綺麗な作品だなと、最後まで思わせてくれる作品だなと思いました。スタッフの皆さん、グッジョブです!(一同笑) 水沢史絵)ワポーリフがモリナスに夜這いをかけておいて、寸止め!そして逃げる!っていうところが、全くよく解らなかったところで、辻谷さんに「コレが男なんだよ…」って説明して頂いたところが凄く勉強になりましたっ、ありがとうございました!(一同笑) 桑島法子)心残りはもっと滑舌よく喋りたかったなっていう事ですね(笑)。 相澤みちる)私の思い出というか心残りは、マスティフさんとの恋愛を成就させてあげたかったなっていうのと、あとの心残りは、噂のヨーグルトジュースを飲めなかった事です。豊口さんお願いします(笑)。 豊口めぐみ)任せといてください。(一同笑) 水樹奈々)私は、兼ね役で男性の役も演っておりまして、最初宮臣Aとして登場していたのですが、、まさか後半戦であんなに喋るとは思わなくて凄くビックリしました。モリナスがシムーン生涯をかけて喋った台詞よりも、多分たくさん喋ったと思います。他の現場では出来ないような事をやらせていただきました。 細越みちこ)ビックリした事は、最初からカイムはきっと…(以下略) それから18人もの女の子がマイクの前に並ぶと、ちょっとイイ匂いがするのがわかりました(笑)。 高橋美佳子)ロードレアモンが、長かった三つ編を自らバッサリ切ったシーンが一番印象に残っています。その後のオープニングでちゃんとロードレアモンがおかっぱに変更されてたのに、凄い心遣いを感じました。 名塚佳織)一人称が「俺」というのが初めてだったこと。 今までもなかったように今後も私の声で「俺」と言うことはなかなかないんじゃない かなと思います。なので、この役をやらせて頂けてすごく嬉しかったです。後はスタ ジオの構造の事かな~。後ろの方の席に座ると、マイク前まで行くのがすごく大変な んです!ノイズが入らないように、常にだるまさんがころんだ状態(笑)でも、そん な環境も楽しめる現場でした。 豊口めぐみ)シムーンの思い出ベスト3っ!第三位、オヤジ役をやった事!おばさん役の前にオヤジ役をやってしまいました。第二位、タコ焼を流行らせた!私がタコ焼を流行らせた張本人です。第一位、自販機で飲み物が買えない!一回だけならまだしも、3、4回飲み物が買えなかったので、…でもお金はちゃんと返ってきました。ありがとうございました。(一同笑) 玉川紗己子)一番印象に残っているのは、音響監督さんの気遣いです。最初、すっごい気遣いが激しくて、これは最後まで持つのかしら…と、陰ながら心配してたんですけど、だんだんやっぱり慣れてきて、今では女子高の先生になれそうな感じです(笑)。 ゆかな)一話二話で出てきたエリーがエリフになって…まさか最終話でエリフが出てくるは…。ドミヌーラが旅立ってから、ちょこちょこ一言二言他の役もやってたんですけど、最終話では4人も揃ってしまって…貴重な体験になりました(笑)。普段は男性の役をやる機会がないので、みんなでおじさんをやるのが楽しかったです。 高橋理恵子)私の演劇人生で、そのまま生きていったら絶対出会わないような方達と、一度にたくさん出会えて、それがとっても刺激にもなりましたし、声優さんっていうお仕事のプロフェッショナルさを感じました。皆さん、瞬く間に一人何役も演じ分けられていて、それを楽しんでやっているっていうのも驚きましたし、私もネヴィリルとは別に、艦乗要員Aっていう役もいただいたんですけど、テレビで見たら、ネヴィリルのまんまで…、自分の引き出しの少なさに驚いたんですけど(笑)。そういう演技の面でもとっても刺激になりました。素敵な男性役の方達も居ましたし、新しい自分の感覚の中で、楽しんでやるっていう事が芽生えたような気がします。 新野美知)ほんとに凄く個性的な方達と共演出来て、1シーン1シーンが印象に残っています。理恵子さんが言ってたんですが、是非実写版を…という意見があって、ステキな案だなと思いました。どなたか出資して下さる方、よろしくお願いします。(一同笑)本当に楽しい思い出が出来ました。ありがとうございました。 ●作品を振り返って 木内レイコ)私は艦長だったんですが、日頃、艦長みたいな偉い役はあまりやらないので、まずそこで、しっかりしなきゃと思ったんですけど、でも実はしっかりしてない艦長だったので…それはとても幸いでした。卒業の思い出としては、最後、グラギエフとアヌビトゥフは一体どこに行ったんだろうと…、(一同笑)不思議な気持ちで終わったので、是非続編をやってもらいたいなという気持ちです。 ●音響監督と監督より一言いただけますか? 辻谷音響監督)半年間、無事に終えられたのでホッとしてます。作品の感想で言えば、これは前衛ですよね。前衛っていうのは、タイムリーに評価されるものではないと思いますので、多分何年後かに評価されるものじゃないかなという気がするんですけど、多分何年後かに、自分達が凄い事をやったんだなって思える作品になったんじゃないかなと僕は思います。なので、先生というよりも、キャストの皆さんは同士のような存在です、共犯者になっていただいてありがとうございます(笑)。 西村監督)最初はもっと明るく楽しいものを作るハズだったんです。皆さんが演じたキャラクターは実は第二稿のもので、第一稿はもっと可愛らしい柔らかいキャラクターだったんですよ。なのに、いつの間にかこういう重いトーンの作品になってしまって、現場でも結構ハードな芝居を皆さんに演ってもらっていたので、こちらは恐縮しまくってたんですけど、中でそれなりに楽しくやってくれてるなぁという感じがしていたので、それならこのまま進めていった方がいいかなと思いまして。非常にスケジュールがハードであったという理由もあるんですが、シナリオを書きはじめてから、皆さんがアフレコ現場に入るまでが非常に短いスパンでやってきたので、皆さんの現場のフィールドバックがモロにかかっているっていう状況でした。物語がどういう風に進んでいくかは、皆さんの反響に因るところがかなり大きかったです。実はキャストの皆さんと供に作っていたと。辻谷さんも仰る通り、間違いなく同志だったんです。密かにガラスの向こう側で、皆さんの動向をじーっと見ながら、(一同笑)次のシナリオの展開はどうしようとか、なので、自分のキャラとその役柄が近づいていたら、僕の目論見は当たってたっていう事になるかな?非常に皆さんと一緒に作りあげた感がある作品です。 ●アーエル/新野美知 ●ネヴィリル/高橋理恵子 ●パライエッタ/小清水亜美 ●カイム/細越みちこ ●アルティ/豊口めぐみ ●リモネ/能登麻美子 ●ロードレアモン/高橋美佳子 ●フロエ/相澤みちる ●モリナス/水樹奈々 ●ドミヌーラ/ゆかな ●マミーナ/森永理科 ●ユン/名塚佳織 ●グラギエフ/桑島法子 ●アヌビトゥフ/木内レイコ ●ワポーリフ/水沢史絵 ●オナシア/玉川紗己子 ●アムリア/喜多村英梨 ●エリー・エリフ/ゆかな ●ヴューラ/早坂愛 ©創通映像・スタジオディーン/シムーン製作委員会 |
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